1998年(平成10年)1月11日アップデート

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ピクニックマニア幹事長が考える

ふくおかなマルチメディアとは?

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「ボクが考えるマルチメディアの定義」
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 もちろんコンピュータやデジタルの情報通信技術を活用し、文章や映像、そして音声 を統合的に取り扱ったものが中心だとは考えますが、マルチメディアのココロとは、「何とかして気持を伝えようと、いろんな方法で気持を表し、伝えようとすること」 だと思います。

 例えば、田舎のおばあちゃんから、みかんと半天とマフラーの入った小包が届いた様なこと。そこには、おばあちゃんからの手紙や、この前帰省したときの写真や、おばあちゃんがカラオケ大会に出場したビデオなんかが入っていたりして、おばあちゃんの優しさや、楽しさを分けてくれようとする気持がたくさん詰まっている訳です。こういったことも含めて、マルチメディアを捉えていきたいとかんがえます。
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  FUKメーリングリスト投稿集より 松尾晴之

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松尾晴之(まつお・はるゆき)

 ふくおかマルチメディア研究会幹事長。九州芸術工科大学在学時よりメディアアートの活動を展開。1990年代前半よりSMTV(実験テレビカムパニー)を八谷和彦氏と結成、東京において独自TV放送によるパフォーマンスを中心に独創的なメディアを用いたアート活動を展開した。

 「愛する街に住む」べく4年前に福岡に帰る。現在、平素は広告代理店に勤めるプロデューサーをしながら、「ピクニックを根源的メディアととらえた体験を共有できる「表現」として、ピクニックマニアとしての表現活動を展開中。
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