July 13, 2005
誰もがグルメ本を出せる時代
この前、ある打ち上げで、イラストレーターの重鎮とキュレーターの中堅重鎮とおもちゃ企画者の中堅重鎮と恵比寿の韓国定食屋で食事をした。
日比谷線の終電が無くなる位の時間にイラストレーターさんがやってきたのですが、疲れ気味の私たちに掴みはOKの小道具を持参。
グルメとされているあの「IT系業界」という新語を「想定外」に流行らせた方によるグルメ本だ。
それだけで「グッ」と来るのですが、中身の写真満載の薄くて便利な中身にネタ性が、ああ、こういうラーメン屋やああいうラーメン屋が好きなのか。は個人の好みなのでいいけど、美味しいと薦めて力説しているのかっと感嘆でネタにハマル
イラストレーター氏は「推薦のすし屋に(僕と同じ理由で)ぐっと来た」とか。
誰でもグルメ本を出せる時代に「見抜く目」は必要なのだ
アートやデザインよりグルメの方が先にキュレーティングが崩壊するとは
ベロメーターは誰もの自然にあると僕は考えていたから
※特に日本人は敏感
思いもよらぬものだった
その後はベンチャー系で本物だとか職人だとか名乗る飲食の疑問について
※いわゆるプレスリリース乱発で、みなさまのおかげですやブランチなどに出てしまう系について
ベロの赴くまま盛り上がっているうちに
山手線も無くなり
京都の会議事務局の重鎮のタクシーに同乗させてもらって
帰る結果となった・・・
明日は旧州芸工大の先生の慶事で八女に行きます
とってもいい建築の庵で鴨鍋の宴だそうです
こちらのベロメーターは期待に萌えております
※ 一部リンクはアフュレート稼ぎのもので本文と必ずしも一致していないかもしれませんがニュアンスはそういうことです