椿 昇(アーティスト)
1953年生まれ。京都市立芸術大学美術専攻科修了。横浜トリエンナーレに出展した『飛蝗』('01年、室井尚との共作)では、巨大なバッタのバルーンがインターコンチネンタルホテル側面に堂々展示され、大きな話題を呼んだ。ハノーバー万博日本館『テラドーム』監修('00年)や、高い先端技術と知識を持つ企業と、自由な立場と柔軟な思考を持つアーティストがコラボレートし、次世代プロダクツを実現する『ランデブープロジェクト』など、その活動は多岐に渡る。back
森脇裕之(メディア芸術家)
1964年生まれ。筑波大学大学院芸術研究科デザイン専攻修了。多摩美術大学情報デザイン学科助教授。LEDなどの光るパーツを用いたインタラクティブなインスタレーション作品で知られる。人の影に反応する『レイヨ=グラフィー』、『夢を見る夢を見た…』などの代表作では、電子パーツそのものが重要な作品要素となっている。ファッション・デザイナーとのコラボレーション(小林幸子電飾衣装)や演劇パフォーマンスなどの異分野とのコラボレーションも多い。back
クワクボリョウタ(デバイスアーティスト)
1971年生まれ。筑波大学大学院修了。国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒業。デジタルとアナログの境界線上で作品制作、オモチャ開発などをしている。代表作は電子アクセサリ『ビットマン』(明和電機と共作)、Web上で継続するアニメーションBBS『ビットハイク』、2つのゲームをつなぎ合わせ対戦するLSIゲーム『PLX』など。自身の作品やプロジェクトはホームページで見ることが出来る。back
http://www.vector-scan.com/
minim++: 近森 基+久納鏡子(メディア芸術家)
minim++(ミニムプラプラ)は、日常の中にある些細な事やモノに、ほんのひと工夫ふた工夫プラスして世の中に発信していこうとするメディア・プロダクツ・ユニット。今までの主な出展歴は、Ars Electronica Festival('97年、オーストリア)、SIGGRAPH('98年、アメリカ)、ICCビエンナーレ('99年、東京)、ロッテルダム国際映画祭('00年、オランダ)、かげの博物館〜なくしてしまったかげを探しに〜('01年、ハラミュージアムアーク、群馬)など。back
児玉幸子+竹野美奈子(メディア芸術家)
児玉=1970年生まれ。竹野=1969年生まれ。両者ともに筑波大学大学院で美術を学んだ。上京、就職後、'00年から〈Protrude, Flow〉プロジェクトを開始。SIGGRAPH('01年、アメリカ)、theInteraction('01年、岐阜)、第5回文化庁メディア芸術祭(大賞受賞)、Cibervision02('02年、スペイン)、program・seed('02年、京都)等に出品。back
宇田敦子(映像作家)
多摩美術大学およびIAMASを卒業、'02年4月より情報科学芸術大学院大学に入学。Web上で展開されるドラマ性のある作品世界は世界でも類を見ない独特のもの。その独創性で、キヤノン・デジタル・クリエーターズ・コンテスト、NHK-BS『デジタルスタジアム』デジスタアウォードでグランプリを得るなど受賞暦多数。一連の作品は下記URLで見ることが出来る。back
http://www.iamas.ac.jp/~makura/
Photon(応用芸術ベンチャー・カンパニー)
「戦わない、殺さないゲーム」制作を目的として設立された株式会社フォトンのアーティスト・クロスメディアである応用芸術ベンチャー・カンパニー。メディアアーティスト、CGアーティスト、ミュージシャン、ゲームプランナーなどで構成。代表の渡邉英徳は「意識の裏側の世界」をテーマに3Dグラフィティストとして建築からゲーム企画、イラストアートワークなど、広汎な活動を行っている。back
河口洋一郎(コンピュータ・アーティスト)
1952年生まれ。東京教育大学大学院修了、東京大学大学院情報学環教授。'75年よりCGに着手。成長のアルゴリズムを使った「グロースモデル」という独自世界を確立、自己増殖する人工生命のメディア都市と始源的野生の高密度感の創出を特徴とする他が追随しない圧倒的な作風で世界的な地位を確立している。back
岩田洋夫(VR工学者)
1981年、東京大学工学部機械工学科卒業、'86年同大学大学院工学系研究科修了(工学博士)、筑波大学教授。触覚などの身体的な感覚を活用するメディア技術の研究を行っている。バーチャルな物体の硬さや重さを手に伝える装置や、バーチャルな建物を歩く感覚を足に与える装置を作ってきた。'94年より8年続けてSIGGRAPHに出品するかたわら、'96年と'01年にPrix Ars Electronicaに入賞。back
服部 桂(朝日新聞社記者)
1951年生まれ。早稲田大学理工学部大学院修了。朝日新聞社に入社し新聞製作やニューメディアを手がける。MITメディアラボ研究員、科学部記者、出版局編集委員などを歴任。'02年4月より科学医療部記者。著書に『人工現実感の世界』(工業調査会)、『人工生命の世界』(オーム社)、『メディアの予言者』(廣済堂出版)。訳書に『ハッカーは笑う』(NTT出版)、『人工生命』(朝日新聞社)、『デジタル・マクルーハン』(NTT出版)などがある。back
田畑哲捻(cell/66b)
1993年にvisualを通しデジタル&アナログの両領域で実験活動を繰り広げるcellとメディアとパフォーマンスの実験活動を続ける66bを発足。指導的メンバーとして活動をしている。演劇、パフォーマンス、クラブイベントなど、ジャンルを超えて映像とパフォーマンスによる空間アートを展開する一方、そのノウハウを活かし、オリジナルVJソフト[CVA]をGenemagic社と、また映像とサウンドをコントロールするためのウェラブル・デバイスを東京大学工学部前田研究室と共同開発するなど、学際的なコラボレーションも手掛けている。back
飯田かずな(フォトグラファー)
1973年生まれ。東京工芸短期大学画像技術科研究課程修了後、約2年間のアシスタントを経てフリーランスになる。フォトグラファーとしてだけでなく、フジテレビ『つんくタウン』から始まったオムニバス映画『東京★ざんすっ』および『マネーざんす』の中で映画監督をつとめるなどキャリアの幅が拡がっている。写真集に『富子と君作』(Aciプレス刊・レゾナンス出版発売)などがある。back
松浦季里(CGアーティスト)
1961年生まれ。大阪教育大学美術学科卒業。大阪大学工学部電子工学科CGグループに研究生として参加し、大学在学中よりCG制作を始める。以来、TV番組などの制作と平行して、個展やCD-ROMなどで作品を発表し続けてきた。'93年、株式会社七音社を設立。プレイステーション用音楽ゲーム『パラッパラッパー』、『ウンジャマ・ラミー』などの制作に参加。また、手持ちの音楽CDをもとにゲームを構築する『ビブリボン』('99年)やワンダースワン・カラー用ゲーム『ライムライダー・ケロリカン』('00年)のキャラクターデザインなども担当した。back
水口哲也(ゲームプロデューサー)
1965年生まれ。日大芸術学部卒業後、セガに入社、プロデューサーとしてゲーム制作に参加する。'94年、初めてのプロデュース作品『セガラリー・チャンピオンシップ』が世界的大ヒットとなる。開発拠点を渋谷に移し、'99年『スペースチャンネル5』を発売。アメリカ、ヨーロッパでも展開し、好評を博した。'00年、株式会社ユナイテッド・ゲーム・アーティスツとして独立、代表に就任。近作に、音と光の新感覚シューティングゲーム『Rez(レズ)』('01)など。back
岡田智博(NEXT02実行委員会/メディア文化オーガナイザー)
1971年生まれ。九州芸術工科大学および東京大学大学院学際情報学府修了。コミュニケーション・テクノロジーやニューメディアが持つ文化を通じた社会のイノベーションに関心を持ち続け、当該分野に関する調査や執筆活動、プロジェクトの立ち上げを国際的に行なっている。back
http://coolstates.com/
ナカノケン(NEXT02実行委員会/デザイナー)
1971年生まれ。高校中退。東北芸術工科大学およびインターメディウム研究所「大学院」講座修了。京都造形芸術大学非常勤講師。講談社『Web現代』、博報堂『広告』など雑誌・メディアのデザイン他、企画・編集も手掛ける。アルフェイズ合資会社代表。back
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