April 26, 2004

第2回 芸術科学会DiVA展 入選作品決定

芸術科学会が主催する、芸術と科学の融合領域において生み出されるコンピュータを用いて制作された学術作品公募展「第2回芸術科学会DiVA展」が、NICOGRAPH春季大会とあわせて、5月20日・21日、東京工業大学を会場に開催します。
同展の実施に先立ち、今年の芸術科学の優秀作品を決定するにふさわしく、芸術と科学、あるいは融合領域の専門家によって構成される審査委員会(注)による、4月17日に開催された、厳正、公正な審査を経て、入選ならびにその中でも特に秀でた作品に対する入賞を決定いたしました。

(各部順番は作品エントリー順による)

注)
審査委員/ 桂英史(東京藝術大学)、森山朋絵(東京都写真美術館)、森脇裕之(多摩美術大学)、春口巌(尚美学園大学) 
審査委員長/ 坂根厳夫

−大賞−
作品名「through the looking glass」
筧康明、苗村健(東京大学大学院情報学環・学際情報学府)

−優秀賞−
作品名「FloatingMemories −蓄光フィルムとビデオプロジェクタによる作品−」
佐藤知裕(ATRメディア情報科学研究所)
作品名「地球と月の誕生」
三浦均(武蔵野美術大学映像学科)、武田隆顕(国立天文台)、小久保英一郎(国立天文台)、納田明達(東京工業大学)

−奨励賞−
入選作のなかでも、特に将来の発展が期待される学生・制作者の出品作を選んで贈るものです
作品名「耳の庭」
岩井治樹、中村恭子、大石真依子、坂井れいしう、銅金裕司(東京藝術大学美術学部)

−入選−
作品名「アニメーション作品「MICROCOSM」」高山穣(九州芸術工科大学大学院)、源田悦夫(九州大学芸術工学研究院)
作品名「風の氷柱」加藤太一(東京大学大学院学際情報学府)、臼井英之(東京藝術大学大学院美術研究科)、竹澤葵(東京藝術大学大学院美術研究科)、谷本吏(東京藝術大学大学院美術研究科)、荒川忠一(東京大学大学院情報学環)、伊藤隆道(東京藝術大学大学院美術研究科)
作品名「ジェリーフィッシュ・パーティー -- 複合現実感によるシャボン玉遊び --」浅井和広(名古屋デザイナー学院/ビデオアーティスト)、奥野泰弘(キヤノン株式会社)、角田弘幸(キヤノン株式会社)、高山知彦(キヤノン株式会社)
作品名「「生きている表面」人工生命テクスチャーを用いたインタラクティブな絵画」児玉幸子(電気通信大学人間コミュニケーション学専攻)、福田陽子(東京大学大学院学際情報学府)、佐山弘樹(電気通信大学人間コミュニケーション学専攻)、小池英樹(電気通信大学情報システム学専攻)
「Pocket Cosmos−手のひらに宇宙を−」文奈美(東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科)、夏井伸隆(東京工芸大学工学部光工学科)、長谷部智宏(東京工芸大学工学部光工学科)、吉田康一(東京工芸大学工学部光工学科)
作品名「Alice Fantasia −物語とMR技術の融合によるファンタジーを題材とした新しい絵本表現の提案−」松本恵理子、笹生朋樹、牟田陽子、孫麻奈、中山佳音、内藤薫、伊藤嶺香、中村元宣、中野大亮、稲蔭正彦(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科)
作品名「ノトリガエシ―妖怪にとり憑かれるインタラクティブ・インスタレーション― 妖怪ヤミワラシ―妖怪にとり憑かれるインタラクティブ・インスタレーション―」江川大、中一郎(エアブレーキ)
作品名「「みずたまり」−自然からうまれる映像装置−」小山朋美(武蔵野美術大学造形学部映像学科)
作品名「ミチル−生活空間で体験するインタラクティブ作品−」平田幾美(東京工芸大学芸術学部メディアアート表現学科)
作品名「ふわふわ ピカピカ −触覚を視覚化させるインタラクティブアート−」八木澤優記(東京藝術大学大学院)
作品名「Touch the Sound」早瀬将一(東京工科大学大学院 メディア学研究科)

以上

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